Aqours結成3周年
「知らぬが仏」という言葉があるけれど、知らないことは怖いことだと思う。
3年前、僕は彼女たちの存在を知らなかった。
興味の範囲外だったのもあるし、アニメや声優系はもういいとそっち方面のアンテナを畳んでしまったのもある。
2年前、ふとしたきっかけでAqoursの事を知った。
メンバーの名前も顔もほとんど一致しなくて、曲も3~4曲程度聴いていただけの状態。結成日なんて知るわけもない。
どういう星のめぐり合わせか2年前の結成記念日、安田屋旅館さんに宿泊していたことにも今では意味を感じる。
知ってしまってからは、もっと知りたくなった。
1年前、結成記念日にAqours CLUBなるものが開設された。
アニメキャラクターの方ではなく、キャストさんのほうに比重を置いたファンクラブだった。
普段では絶対に見ることができないキャストさんたちの素顔のやりとりや舞台の裏側、年相応にはしゃぐ姿なんてステージ上の姿からは想像できなかった。
人となりをよく知らずに好きに全振りできることなんてまずないし、このやり方は声優オタクには堪らないものだし、正直うまいと思った。
なにより、「知らなかった」ことを「知る」ことができた。
知ってしまったから、もっと好きになってしまった。
昨年より、もっともっと知りたくなった。
そして今年、またしても結成記念日に Hop! Step! Jump! Project!の一環としてAqours CLUB 2018が開設された。
実質ファンクラブ続投なのだが、とても嬉しい。
これからも、知らなかった一面をひとつでも知ることができる。
今でも既にメーターが振り切れるほどだけど、もっともっと好きになれる。
先日28日、TBSのCDTVで披露された『WATER BLUE NEW WORLD』。
現在行われている真っ最中のツアーの中でも目玉の一曲を地上波で披露してしまうのはとても驚いた。
いつもだったらその場にいられないのが悔しくてたまらないと思っていたはずだけど、今回は違った。
たとえ画面の向こう側にいても青い羽根は飛んでくるので、『WATER BLUE NEW WORLD』は画面越しに見ている人間にこそ効力があるとすら思えてしまった。
特集の組み方やカメラワークから見て取れるように、とてつもない愛があった。
「◯◯はこんなにすごいんだぞ!」なんて口で何度言っても実際には1%も伝わらないし、究極の「百聞は一見に如かず」というやつだったと思う。
『WATER BLUE NEW WORLD』は、イマのAqoursを知ってもらうにはこれ以上無いくらい最適な曲だと思う。
イマを知ってほしい、Aqoursを知ってほしい、広がってほしい。好きになってほしいから。
放送終了後、キャストさんからそんな想いが口々にSNSに投稿されていた。
CDTV観てくれた皆様ありがとうございました!
— 高槻かなこ (@Kanako_tktk) June 28, 2018
素敵なVTRにアニメーションのワイプにスタッフさんの技術など、とっても愛を感じる演出に感動しました!!観覧のみんなもありがと!
ラブライブ!サンシャイン!!、Aqoursの魅力がたーっくさんの方に伝わってると嬉しいです😀💛#CDTV #lovelive #Aqours pic.twitter.com/o3sT8vfqLW
#CDTV 観てくれましたか?💕
— 小宮有紗official (@box_komiyaarisa) June 28, 2018
『WATER BLUE NEW WORLD』をTVで初披露させて頂きました!
大阪にまで密着取材に来てくださったり、スタジオでもとにかく沢山の愛を感じた一日でした。
これを機に、一人でも多くの方に #Aqours を知って貰えていたら嬉しいです^ ^
本当にありがとうございました☺️✨ pic.twitter.com/AaBuSh11YM
Hop! Step! Jump! Project!、この「広がり」がキーになってくるのかもしれない。
なにせ次の4thライブはあの東京ドーム。話題性も大きいし、間口も広い。
アニメや声優という枠を飛び越えて、もっと広い世代を掻っ攫っていきたいという気概とコンテンツの勢いを感じるし、もっとすごいことが起こりそうで非常に楽しみなのだ。
なによりも、そんな経緯を見ていられること、Aqoursを知って、同じ世代に生きていられるのはオタクとしてとても恵まれていると思う。
キャラクターもキャストもこんなに好きになれて、供給も多くて、ここまでのめり込めるコンテンツは人生に2度もない。というかAqoursで最後にしたい。
過去を振り返ってみると、改めて知らないことは怖いことだと思う。
もしあのままAqoursを知らないままでいたら、こんなに面白い時間を味わえてなかった。
Aqoursを知らないままでいたら、もしかしたら彼女たちのことを叩いている人間になっていたかもしれない。
そう思うと、知ってよかったし好きになって本当に良かったし、心底ラブライブ!サンシャイン!!を楽しめる人間で良かった。
知らなかったことを知れたり、見たことのなかったものを見られたりするのは単純に刺激的だし、楽しい。
もっとAqoursを知りたいし、もっと好きになりたい。
そう思わせてくれるAqoursの存在と誕生に感謝と敬意を込めて。
Aqours結成3周年。お誕生日おめでとうございます。出逢ってくれてありがとう。